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ドイツの景観公園

 沢山の薬事博物館がドイツにあります。
そこには
主に、修道院にあった調剤台や薬瓶の棚、引き出しなど、16世紀ごろのものが多く見られます。薬草を干した部屋も、蒸留装置の展示もあり、見ごたえがあります。
それぞれ特徴があるので、各地を訪ねると面白いのです。
又、ハーブ園も数々ありますが、修道院ハーブ園は、効能、学名など書いてありますから、精油を含む植物の部分はどこ?何色?など、ゆっくり見て周れます。

20147月に、ドイツ東のスラブ人の多い、コットブスCottbusに行きました。昨年汽車で一緒になった女性のご実家があり、そこへ帰るところで、いろいろ教えてもらった町です。ご両親はスラブ人です。
造園家で世界を旅したムスカウ公爵(17851871)19世紀初めに着手したムスカウ世界遺産景観公園がポートランドとの国境ナイセ川を挟んで両国(ポーランド側はムジャクフ景観公園といいます)に広がる庭園がありますが、ここへの拠点として有名な町です。
しかし、
同じムスカウ公爵が造ったブラニッツ公園もコットブス中心からバスで20分のところにあり、そちらを地元の方は勧めてくれました。

ブラニッツ公園600ヘクタールの敷地で、並木道や樹木の公園には、ブラニッツ城(写真)もあり、市民の憩いの場となり、城の隣の緑に囲まれたCaffeでは、お茶のひと時や、ビールや食事の時間を持ち、充実した一日を過ごせるところです。シュプレー川が流れムスカウ公爵と奥方の碑があります。(写真)、城の横の池の中州にはビーバーの親子が。夏は9時ごろまで明るいので、のんびり夕涼みができ、家族連れも来ていました。

昨年には、ベルリンから行った、やはりポーランド国境にある、ノイツェレ修道院(写真)の18世紀の景観公園も青い空に庭園が広がっていました。

 

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