紫色のマロウがドイツから送られてきた種から元気に咲いています。近くのハーブ園でもタチアオイやマロウの饗宴です。
もうすぐ同じアオイ科の「むくげ」も咲く時期になります。花盛りのことでしょう。
ドイツの各地の修道院ハーブ園でも、マロウやマーシュマロウが目立つ7月です。
マロウティーは、青いお茶が、レモンでピンクになることで、さわやかなハーブティーとして人気があります。
ヒルデガルトの会でも、一昨年このテーマで行いましたので、効能を!
口内や喉の粘膜の炎症、およびそれに伴う咳に、マロウの葉を使用することは、科学的にも認められています。
民間療法では、軽い下痢や胃の炎症のときの内服と、傷のときの外用に効果的だと実証されています。
- マロウの葉と花は、ハーブティーにして冷ましたもので、口内や喉の粘膜の炎症時に、うがいをしたり、口をすすいだりして使用されています。
- マロウティーは胃のトラブルにもお勧めです。葉と花の一日の摂取量は、それぞれ5グラムまでです。
- 咳には、同量のマロウとカウスリップの根をブレンドしたティーがお勧めです。穏やかな効き目で、子どもにも適しています。
白い花は、マーシュマロウ(ドイツ・アーヘンのカール大帝植物園で 7月)