ひときわ目立つ紫のラベンダー

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表紙写真のストーリーをご紹介

世界最古の植物園　オルト・ボタニコ　Orto　Botanico

1222年設立のイタリアではボローニャ大学に次ぐ2番目に古いパドヴァ大学がある。ガリレオが教鞭をとり、コペリニクスが学んだ医学や自然科学等に優れた自由な大学であった。画家のジョットや詩人のダンテも招かれた。このパドヴァに世界最古の植物園がある。 1545年創立の世界初の植物園で、ベネディクト派会の聖ジュスティーナ修道院の一部に、パドヴァ大学付属の植物園として造られた。　4000種の薬草は、壁の横に広がる薬用芳香植物区画Horto medicinaleが二つの分野にもある。今日に至るまで治療に有効で、中世から使用されていた、いわゆる「歴史的な薬草」。これらの分野では、栽培種のほとんどは現在も医薬で使用されており、その種類は常に実績のある治療の特性を持つ薬剤となっていると書かれている。

オルト・ボタニコの樹木　ヒトツバタゴ

この植物園は、ヴェネチア商人が集めた多種多様な植物があり、今では絶滅の危機に瀕したものを収集、保存と研究を行っている。　壁の外は、アルペン・ロックガーデン植物区画もあるが、ほとんど森のようになっていて、古木のプラタナス、ウォルナット、オーク、ヒマラヤスギ、セコイアがうっそうとしている。入口の近くでは、「ヒトツバタゴ」モクセイ科で別名ナンジャモンジャノキ　が満開で出迎えてくれた。

TAOASIS社は、ラベンダーに囲まれた木造の社屋で精油を扱っています。ラベンダーはそこで蒸留し、ドイツのラベンダーができています。現在はDemeter農法で栽培し、環境に配慮しています。